身体を動かし、心は安らか。

ちょっと心が疲れること、誰にでもありますね。

仕事や人間関係で嫌なことがあったとか

日々の生活の中での不満とか

イライラしたくない、と思っているのにイライラする。

気分がモヤっとしてくると、嫌なことをいつまでも

考えたり思い出したりして気分が晴れない。

東洋医学では、イライラは「肝」という臓腑に関わっていて

気が巡らなくなると、より気分が落ち込んだり、悶々として

「気滞」という状態になるのだと考えます。

すると肩こりや頭痛が発生したり、お腹が張って痛み食欲不振に陥ったり

女性の場合は生理前にお腹や胸が張るなどの症状が。

 

このように、気というエネルギーは感情や思考にも、体にも深く関わっています。

 

無駄な感情、考えても解決しない不要な思考は

早めに手放した方がいいですね。

 

私のせいじゃないもん！！イライラさせる人が悪い！！

‥‥そうかもしれないけれど

起きてしまった湧いてしまう思いや感情を止めるのは

自分でしかできませんから。その取り扱い方、感情処理法を知っておくことは

心を労わり、体を衛る（免疫系）ことに直結します。

 

思考と感情を止めて排除する。

そのためには、ヨガのような軽い運動がとても役に立ちます。

しかも体にいいし健康的で、誰でも簡単にできる。

 

心はそもそも、一つのことにじっとしていられない性質があります

元々、移り気なのです。そして心は「悪い情報」の方に敏感になりやすい。

ゴシップネタが素早く広まるのと一緒です。

 

だから、元気なうちにその取り扱い方を知っておく。

ヨガのクラスで深呼吸して時に心地よかった

パワフルなポーズに挑戦したら気分がスッキリした

ゆったり背骨の伸びを感じたらいつの間にか元気になってた。

 

など、幾つもの成功体験を積んでいくのです。

もし今後、とってもしんどい、疲れちゃった時が来ても

「あら、これは辛いなーー」と冷静に、

自分の心と体の救済行動に移れるでしょう。

 

心も体もしんどくなってからでは

ちょっと遅いし回復に時間がかかってしまうので。

今のこの元気な時、大丈夫な時こそ

ヨガで心の静けさを創り出し、そして体の動きに集中を向け

フォーカスすることを修練していきましょう。

その一つ一つのプロセスが

脳にとっては最大のリラックスです。

 

プロセスの積み重ねで、どんどんと脳も体も変化、変容していきますね。