呼吸と身体感覚への集中により意識を導く「ヨガ」
2026/01/032026/01/03
呼吸と身体感覚への集中により意識を導く「ヨガ」
ヨガをこれからやってみよう!と思っている方へ。
または、ヨガは知ってるけど最近やる気が出ないな、など
ちょっと道に迷ってしまっている方に、ぜひ本来のヨガの姿を知って欲しい
1. 私たちは「思考」に支配されている
心についてこんな表現があります
私たちの心は、絶えず揺れ動く湖の表面のようなものです。 日常の出来事や過去、未来の不安という波にのまれ、「自分=湖の波だち濁る表面」と同化しまっていませんか?
ヨガやマインドフルネスの目的は、その波を静め、湖の底にある「本来の心の姿 真我」に触れること
ヨーガの経典(ヨーガスートラ)のもっとも有名な一文をご紹介します。
第一章二節
ヨーガ チッタ ブリッティ ニローダハ
→日本語訳、ヨーガとは、心の止滅(制御)である
つまりヨーガの目的はポーズでも呼吸でもない、心に関わっていくことなのです。
2. ヨガの哲学:二元論「プルシャ」と「プラクリティ」
ここで、ヨガの根底にある「サーンキヤ哲学」の考え方をご紹介します。この哲学では、世界を二つの要素に分けて考えます。
- プルシャ(純粋観察者): 決して変わることのない「真実の自己」、あるいは「見守る意識」のことです。
- プラクリティ(根本自然): 刻々と変化する「物質界」のこと。私たちの肉体、感情、思考、そして呼吸もすべてこちらに含まれます。
私たちは普段、変化し続ける「プラクリティ(感情や体調)」を自分自身だと勘違いし、同一化し
一喜一憂し、疲弊しています。
ヨガの練習とは、プラクリティ(動くもの)を観察することで、その奥にあるプルシャ(静かなる観察者)に立ち返る作業なのです。
(心の作用については3つに分類されていますがここでは割愛します)
ヨガをするとき、瞑想するとき、この2つの視点が一つになる感覚が
自然にやってくるようです。
3. 呼吸と身体:変化を観察するツール
では、どうすれば「観察者(プルシャ)」に戻れるのでしょうか。その具体的な手段が、呼吸と身体感覚です。
呼吸は変化する「プラクリティ」の代表的な現象です。吸う息で体温が上がり、吐く息で筋肉が緩む。 ヨガのポーズを通じて、「今、腿の裏が伸びている」「今、呼吸が浅くなっている」と、身体と感覚の状態をジャッジ(評価や判断)せずに観察してみてください。
この「観察」を続けている時、あなたはすでに「自分」ではなく
「揺れ動く感情や感覚を見つめている静かな意識(プルシャ)」へとシフトしています。この視点の切り替えこそが、自律神経を整え、脳の疲労を劇的に軽減させる手法です
ヨガをしているとき我に帰ったような不思議な感覚がやってくることがあります。
それが心や体が自由を得た時なのだと思います
4. ヨガポーズをやってみよう ただ座るだけでもOK
ヨガは、単なるストレッチではありません。 変化し続ける心身(プラクリティ)の波を、静かな意識(プルシャ)で見守る練習です。そうはいっても体が硬くて疲れやすい、座っているのが辛い、では心を穏やかにすることも難しい。
だから、ヨガのポーズを練習して体をしなやかに作り変えていくのです。
今日、ヨガポーズ初体験の方も 経験者の方も、久しぶりの方も
その今の状態で体に意識を向けて感覚に集中し続ける、機会として今ここをとらえ
ふとした瞬間に自分の呼吸と感覚に気づいてみてください。
その時、あなたは感情や感覚の嵐の中にいるのではなく、それを静かに見守る「穏やかな自分」に触れることができるはずです。
人一倍忙しい方も、あまりヨガ時間が取れない方でも
あなたがどんな想いを抱えてヨガに来るとしても、一人一人を大切にします。
心も体も、少しだけ自由になれる時間を一緒につくりたいと思っています。
クラスに来ていて、もし迷ったり分からなくなって
普段のクラスでは聞けない悩みや、相談があれば
まずは、気軽に講師に、話しかけてください。
ヨガを通して皆さんが笑顔になるのは、心と体を一つに繋ぐこと
それがヨガの最大目標であるから。
パラダイスヨガ 西葛西スタジオオーナー TOMOKO

